2022年10月11日(火) 第423回わかくさ歩こう会「山辺の道」下見

天理駅から巻向駅までの10キロ、山辺の道を歩きました。
 昨日までの寒く、かつ雨を忘れるような秋晴れの山辺の道。天理教本部、石上神宮、なら歴史芸術文化村、竹ノ内環濠集落、長岳寺、崇神天皇陵、景行天皇陵を巡りました。途中、実りの秋を実感したり、たくさんのハイカーに出会ったりと気持ちよいウォーキングでした。
 いつもながら奈良在住者の贅沢な一日です!
天理教本部。
石上神宮の放し飼いの鶏。
頭を垂れた稲穂と二上山。
耳成山、畝傍山、葛城山。
三輪山。
景行天皇陵。
万葉歌人、柿本人麻呂の居宅跡。
巻向遺跡。

2022年10月7日(金) 第281回「平群の里」の下見。

 今回は降りしきる雨の中、12月例会「平群の里」の下見を実施しました。
9時半に平群駅を出発。まずは平群町役場でハイキングマップ90部の調達と観光スポットの確認です。
続いて吉備内親王陵と長屋王陵へ。聖武天皇の御世(729年)に藤原4兄弟と対立し自殺に追い込まれた悲劇の王と妃を祀る陵は雨天も相まって淋しさを禁じ得ませんでした。
 その後、昼食予定地の道の駅「くまがしステーション」へ。毘沙門天の大立山が出迎えてくれた店内を確認した後は食堂で昼食。
食事後、今まで歩いたコースは距離的に少し物足りなかったため、後日椿井神社などの再下見を行うことを確認し竜田川駅へ。ソフトコースはここまでです。
 さらにハードコースの烏土塚(うどづか)古墳まで足を延ばして現地確認。雨天の場合の下見も兼ねた行程も無事終了。
 最後は新年会やバス利用の実態・可能性、そして来年度計画立案方法などを検討して下見を終えました。

2022年10月3日(月) 第4回伏見ゆうゆうフォトクラブ撮影会。

 今回は街撮りというテーマであべのハルカス、なんばパークス、アメリカ村に行ってきました。
 それぞれに特徴ある場所。建物のフォルムや風景とのコラボ、そして窓の反射や彩りの美しさを意識して撮ります。ただそれだけでは芸術?にならないとのことで「ひと」を入れるのですが正面では肖像権の問題もあるためなかなかに難しかったです。
 それでも講師のアドバイスや他会員の狙いを参考に楽しく、学びが多い撮影会になりました。

2022年9月30日(金) 古典文学講座第一講。

 今日は奈良市生涯学習センターの古典文学講座に行ってきました。奈良の山をテーマにした古事記や日本書紀、万葉集の講座で月一、3か月連続で300円というコスパ最高の学びです。
 第一講は三輪山。古事記の崇神天皇条です。疫病がはやった折、天皇の夢枕に「大物主大神を三輪山に意冨多々泥古(おおたたねこ)を祭主として祀ること。」と言った。その通りにすると国家は平安になったという内容です。
さらに万葉集では額田王(ぬかたのおおきみ)が飛鳥から近江に下った時に作った歌。長年住んだ奈良を離れるとき、三輪山を見てしまう郷愁の歌です。。
 三輪山(大神神社)は初詣、歩こう会、知人案内など何回も訪ねているところ。講師の話が目に見えるようでした。
 3年ぶりの古典文学講座。奈良在住者の贅沢を実感した講座でした。

2022年9月28日(水) 第422回わかくさ歩こう会「明日香の里」。

20名が参加して明日香古墳群、7キロ弱を歩きました。
壺阪山駅を出発してまずはキトラ古墳へ。四神館で見学と休憩を取った後、渡来人「東漢人(あやうじ)」の氏寺と言われている檜隈寺へ。寺跡周辺には彼岸花が満開でした。
続いて近くの休憩所で少し早い昼食。遠くは高松塚、近くは頭を垂れた稲穂を眺めながらのお弁当は都会人には経験できない贅沢な、かつスローなひと時です。昼食後は文武天皇陵や高松塚古墳を散策。
最後は今年3月に再建された「牽牛子塚(けんごしづか)古墳」へ。斉明天皇陵と言われるこの古墳はまさに八角形。白亜の凝灰岩の古墳は優雅そのものでした。その後飛鳥駅で解散。 古代を身近に感じることができる贅沢な歩こう会も無事終了しました。
※4連ちゃんの歩こう会も今日で終わり。何とか持ちました。

2022年9月27日(火) 第38回中三歩こう会「トロッコ列車&保津川下り」。

今日は中三歩こう会。3日連続の歩こう会です。9名が参加して「トロッコ列車&保津川下り」を実施しました。
学園前を8時前に出発し西大寺、京都を経て嵯峨嵐山へ。嵯峨嵐山駅からは待望のトロッコ列車、およそ25分の旅です。車窓から眺める保津川渓谷の景観はみなさんを魅了。トロッコ亀岡駅へすぐに到着です。
 続いて楽しみにしていた保津川下りの始まり。最初は三人の船頭さんに操られながら船はゆっくりと進みます。その後、急流での波しぶきや奇岩の連続に大はしゃぎ。でもそれ以上に船頭さんの巧みな話術とパフォーマンスは最高です。中でも信楽の狸そっくり(ごめんなさい)の若い船頭さんが吟じる「小倉山 峯のもみじ葉・・・」にはびっくり仰天!大拍手でした。1時間半の船旅は思い出いっぱいのすばらしいひと時となりました。
 次はおばんざいのランチ。たくさんの種類のおばんざいはどれを食べるか迷うほどです。
 その後天龍寺を無料拝観して銭湯へ?!。そうです。おしゃれなカフェなんです。各自好きな飲み物とシェアしたパンケーキ、加えて楽しいおしゃべり。まさに至福のひと時。でも気が付けば外は大雨。ずっと心配していた雨が帰る時まで待ってくれたんですね。
 天気・景色、乗り物・グルメなどなど私たちを満足させてくれた貴重な一日も無事終了しました。ただただすべてに感謝・感謝です!

2022年9月26日(月) 第280回「箕面の滝」の下見。

 世話役5名が参加して11月度の「箕面の滝」往復5.8キロの下見を行いました。
阪急箕面駅を10時半過ぎに出発し、なだらかな滝道を大滝目指して歩きます。
途中、昆虫館や修業古場などで休憩し大滝に着いたのは11時半。早速、滝前休憩所で昼食。
12時には他の歩こう会40数名が到着し、昼食場所はどこも満員。わずか30分差の勝利です(笑)。
昼食後は記念写真スポットやトイレを確認、さらにソフトコースとハードコースうを決定して下山。
 最後はハードコースの目的地、西江寺を参拝して無事下見を終了しました。

2022年9月25日(日) 地域さるく会「亀の瀬地すべり地域」。

今日は奈良県の境にある「亀の瀬地すべり地域」をさるきました。10時半にJR河内堅上駅に集合。11名の参加です。うち同級生は7名!特に参加促進しなかったのに嬉しい限りです。
 最初は地すべり資料室でボランティアガイドさんによる地すべりのメカニズムや被害の実態、地すべり対策の説明を受けた後、水抜きトンネルを見学。集水井から地下水がしたたり落ちてくる様は地すべり対人間の戦いそのものでした。
 続いて昭和7年の地すべり時に崩壊したものの奇跡的に残った旧関西本線のトンネル跡を見学。明治の職人たちのきめ細やか仕事振りがわかるレンガ組みや蒸気機関車の煙のすすがそのまま残された天井部など、往時を偲ばせる貴重なひと時になりました。
 お弁当タイムの後は、龍田古道を経て風の神様、龍田大社へ。柱に巻かれた登り龍のしめ縄が印象的な本殿を参拝したのち帰途へ。
 自然に立ち向かう人間の力強さに感動した一日になりました。

2022年9月14日(水) 第278回「奈良県浄化センター」。

奈良県浄化センターを47名で見学しました。3班に分かれてセンター内の見学です。概略の説明を受けるとともに実際に処理施設を見学。日頃私たちが気にしたこともなかった生活排水(下水)を浄化される仕組みを目の当たりにして、生活者としての責任と配慮を改めて実感することができました。
昼食後は佐保川を渡り推古天皇・聖徳太子ゆかりの額安寺を拝観。ご住職の軽やかな説明に熱心に耳を傾けました。その後は推古神社や鎌倉時代に活躍された忍性上人の五輪塔などを見学して平端駅で解散。もちろんお茶会も忘れず実施。暑かったけど勉強になる一日でした。

2022年9月12日(月) 第422回わかくさ歩こう会「明日香」下見。

明日香の古墳群を巡りました。
壺阪山駅を出発しキトラ古墳、檜隈寺跡を巡った後、檜隈寺跡前休憩案内所で少し早めの昼食。
昼食後は文武天皇陵と高松塚古墳を訪問。この後築造当時の姿への復元工事を行ない、今年3月に完成した「牽牛子塚古墳(けんごしづか)」を見学することに。ここは八角墳であり斉明天皇陵として有力視されていますが、その凝灰岩でできた白く美しい古墳は私たちを古代にタイムスリップさせてくれました。
暑い一日でしたが「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録を目指す明日香村の重要なポイントを巡るコースは楽しかったです。